税務調査で知り合った高齢女性から現金をだまし取り、ボートレース(競艇)の払戻金で得た収入を隠して所得税約1億3500万円を免れたとして、国税当局は7日、竜ケ崎税務署(茨城)の松尾康成職員(25)=埼玉県鴻巣市=を詐欺の疑いで書類送検し、所得税法違反容疑などでさいたま地検に告発した。7日、懲戒免職処分とした。

 関東信越国税局によると、書類送検容疑は2023年12月〜26年1月、さいたま市在住の高齢女性に「新たに納めるべき税金が発生する」と虚偽の説明をして約85万円をだまし取った疑い。告発では、23〜25年に競艇の払戻金などで約3億3400万円の収入を得たが、所得税確定申告書を提出せず、所得税を免れたとしている。