細川護熙元首相が近く発売される月刊誌「文芸春秋」9月号に寄稿し、高市早苗首相の政治姿勢を批判していることが7日、分かった。先の特別国会で成立した改正皇室典範に関し「男系男子」の皇位継承をこだわるのは甚だしい女性差別だと指摘。首相の台湾有事を巡る国会答弁を機に悪化した日中関係について「事態打開に向け、何もしないのは無責任のそしりを免れない」とした。
皇族数の確保に向けた改正皇室典範は、1947年に皇籍離脱した旧11宮家の男系男子を養子として皇室に迎える制度の創設が柱の一つだ。細川氏は「三十何親等も離れた人に皇位を移し『男系継承は守られた』と言ったところで、世界は称賛しない」と強調。「日本はいつまで時代遅れのことをやっているのかと言われるのが落ちだ」と非難した。
改正皇室典範の他、日本の国旗を傷つける行為に刑罰を科す日本国旗損壊罪法や「副首都」構想関連法などを挙げ「物価高に苦しむ国民生活とは無縁」な政策で「政治が今取り組まなければならない課題なのか」と疑問を呈した。






