【キーウ共同】東欧ブルガリア北東部カルダム付近で8日、ルーマニア方面から飛来した無人機がガスパイプラインの施設近くのひまわり畑に落下して爆発した。ブルガリア国防省はウクライナ軍の無人機との見方を強め、ブルガリアのペトロバ外相が駐ブルガリア・ウクライナ大使を呼び出す方針を示したことで、外交問題に発展した。
ブルガリアは北大西洋条約機構(NATO)や欧州連合(EU)の加盟国。5月に就任したラデフ首相は、欧州を中心とするウクライナ支援の有志国連合に参加しない方針を表明するなどロシアに融和的な立場。無人機を巡りブルガリアが態度を硬化させれば、支援を巡るNATOやEUの結束に影響する可能性がある。
ウクライナ外務省は意図的でないと断言できるとし、ブルガリア政府と緊密に連絡を取り合っていると説明した。
リトアニアやラトビアなどバルト3国では、ウクライナがロシアに向けて発射した無人機が、ロシアの電波妨害によりルートを外れて領空に侵入したり、落下したりする事案が相次いでいる。




