【モスクワ共同】ロシア最高裁は10日、9月の下院選からウクライナ侵攻に反対する改革派野党ヤブロコを除外すべきだとの訴えを認める決定をした。下院選に参加が認められた11政党のうち唯一、侵攻に反対のヤブロコは決定を不服として争う方針。決定が確定すればヤブロコは中央選管が7月下旬に正式登録した比例代表(225議席)の政党リストから除外される。
タス通信などによると、決定が確定してもヤブロコの候補者は小選挙区(225議席)からの出馬は可能となる。
訴えたのは下院議員でプーチン大統領に肯定的な保守政党「祖国」のジュラブリョフ党首。
10日の最高裁審理でヤブロコのルイバコフ代表は「ウクライナとの停戦は人命を救う目的で主張している」と強調。原告は法律違反の証拠を示していないと反論した。
モスクワ中心部の最高裁前には、ヤブロコを支持する若者ら数百人が集まった。決定が発表されると「恥を知れ」と一斉に叫んだが、治安当局による拘束はなかったもようだ。
下院選は9月18〜20日に投票が行われる。







