爆発で犠牲者が出た「イオンモール熊本」に供えられた飲み物や花束=10日、熊本県嘉島町

 イオンは11日、熊本県で起きた最大震度7の地震後に爆発が起きて従業員7人が死亡した「イオンモール熊本」(熊本県嘉島町)の事故を巡り、避難後に従業員の「一時入館を認めた事実があった」と発表した。車の鍵や携帯電話など貴重品の回収やレジ締めなどの要望が寄せられ、現場の担当者が許可した。死亡した従業員は避難後に再び施設に入っていた。

 地震後、車での通勤者ら帰宅が困難となった従業員が複数発生していた。イオンは、規則や訓練で「避難後に生じ得る私物の回収要望や帰宅困難者への具体的な対応を想定していなかった」として「避難後の規定やマニュアル、教育・運用体制がなかったことが現場に判断を委ねる結果につながった」とコメントした。