横綱阿武松の石碑の前で記念撮影する阿武松部屋の力士と地元住民=11日、石川県能登町

 大相撲の阿武松部屋が11日、石川県能登町で夏合宿を開始した。同町は2024年の能登半島地震で大きな被害を受けた。師匠の阿武松親方(元幕内大道)は「地震が起きる前から合宿を計画していた。地元の方々との触れ合いを大事にして、復興の力になりたい」と思いを語った。

 阿武松の名跡は、江戸時代に活躍した能登町出身の第6代横綱阿武松が起源となっている。功績をたたえて町内に建てられた石碑に阿武松親方は玉串を奉納し、合宿の安全と成功を祈願。力士らは集まった地元住民と記念撮影に納まった。

 11日は鵜川小にマット式の土俵を設置し、子どもからお年寄りまで約50人に四股の踏み方などをレクチャーした。