【北京共同】中国で江沢民指導部の「鉄腕宰相」として経済の改革・開放政策を強力に推進し、世界貿易機関(WTO)加盟実現にも尽力した朱鎔基元首相が12日、病気のため北京市で死去した。97歳だった。国営通信新華社が伝えた。朱氏が遂行した構造改革は、21世紀に入ってからの中国の高度経済成長に道筋を付けたと国内外で評価されている。
湖南省長沙出身。経済運営や産業政策を担当する国家経済委員会で幹部ポストを歴任し、当時の最高実力者、故トウ小平氏から「経済の分かる男」と高い評価を受けた。
1998年3月の全国人民代表大会(全人代=国会)で首相に選出され、国有企業と金融システム、行政機構の「三大改革」に取り組んだ。









