【ニューデリー共同】インドのマリック駐日大使は15日のインド独立記念日に合わせた共同通信の書面インタビューで、来年の日印国交樹立75周年に向け経済安全保障や文化面での関係深化に期待感を示した。マリック氏はヒンズー教徒が約8割を占めるインドでイスラム教徒の女性として外務省に初採用された。女性たちに指導的役割を担うようエールを送った。
人的交流の拡大を進める両国は、2030年までにインドから日本に高度なスキルを持つ人工知能(AI)専門家500人を招聘する目標を掲げている。マリック氏は日本の産業界とインドの高等教育機関との連携強化や共同研究が「両国の産業競争力強化につながる」とした。
マリック氏は、両国は「戦略的な共通認識を備えた不可欠なパートナー」だと指摘。エネルギーや経済安保の課題に取り組む上で両国の強固な基盤が有用だとの考えを示した。日米豪印の協力枠組み「クアッド」を通じ、インド太平洋地域で信頼と透明性のある関係を構築することは「成長と繁栄の鍵」だと強調した。









