千葉県で発生した豪雨で冠水し、40代男性が死亡した千葉市中央区村田町にある国道16号のアンダーパスで、たまった雨水を排水するためのポンプが正常に作動していなかったことが15日、国土交通省千葉国道事務所への取材で分かった。停電が原因で、非常用発電機も作動しなかった。通行止めを知らせる電光掲示板も動かなかった。
事務所によると、13日午後8時半ごろ、排水ポンプの異常を知らせるアラームが所内で鳴った。午後10時10分ごろ、現場に駆け付けた委託業者が排水ポンプと非常用発電機が作動していないのを確認した。当時、アンダーパス内の水位は最も深い所で3メートルほどあった。
14日未明、事務所の職員が手動で非常用発電機を稼働させ、排水した。6〜7月に実施した点検では、いずれも正常に動いていた。事務所は詳しい原因を調べる。
県警や千葉市によると14日午前0時過ぎ、このアンダーパスにいた男性から「車に閉じ込められていて出られない」と110番があった。消防が水没車両から男性を救出したが、病院で死亡が確認された。







