始まった全国中学校体育大会の競泳。現行方式では今回が最後となる=17日、広島市のひろしんビッグウェーブ

 全国中学校体育大会(全中)の競泳が17日、広島市のひろしんビッグウェーブで始まった。日本中学校体育連盟(日本中体連)は2024年に、全中の大幅縮小を発表。27年度から水泳などを実施しないことを決め、現行方式では今回が最後となる。日本水泳連盟は同連盟が「企画、運営を担う新たな体制」で来年度以降も大会を行う意向を示している。

 男子400メートル個人メドレーを制した東京・法政中3年の池畑絢翔選手は、3年連続で出場し「全中で(いい)順位やタイムを出すことが3年間の目標だった。悲しい」と残念がった。

 全中は運営や引率などに携わる教員の負担が大きな課題となっていた。日本中体連は加盟校数に対して活動実態のある部の設置割合を示す「部活動設置率」を競技ごとに調査。原則として20%未満の競技を除外対象とし、民間クラブでの活動が多い水泳は設置率が低かった。体操やハンドボールなども取りやめが発表された。