トランプ米大統領=20日、ワシントン(ゲッティ=共同)

 【ワシントン共同】米CNNテレビは20日、米海軍が建造中の空母をトランプ大統領にちなんで命名することを検討していると報じた。第2次大戦の真珠湾攻撃への対応で英雄となった黒人兵の名前を付けることが決まっているが、変更することになる。現職の大統領にちなんだ空母の命名は異例。

 CNNによると、黒人兵はドリス・ミラー。1941年の真珠湾攻撃時、一度も操作訓練を受けていない状態で対空砲を撃って旧日本軍機に立ち向かい、弾が切れて艦船が沈み始める中、仲間の救助に当たった。42年に勲章を授与され、約1年半後に戦死した。

 第1次トランプ政権下の2020年1月、海軍は空母をミラーにちなんで命名すると発表。だが今年になって名称変更の検討が始まった。代わりに、別の軍艦にミラーの名前を付けた上で軍最高の勲章を授ける案が浮上している。

 空母の建造は遅れており、海軍への引き渡しは34年になる見通しだとしている。