フェーズフリーの認知度

 政府は防災力の強化へ、日常で使っているモノを非常時に役立てる「フェーズフリー」を推進している。防災用品はしまっておき、非常時に取り出すのが一般的だったが、日常品を転用すれば防災対応がしやすくなると期待されている。内閣府は浸透を進めるが、損害保険ジャパンの調査では知っている人が22・2%にとどまり、普及には認知向上が課題だ。

 フェーズフリーには、通常は温めるが非常時は常温でも食べられるレトルト食品や、普段使うコップが粉ミルクの計量にも使えるデザインにするといった事例がある。

 内閣府は6月にフェーズフリー促進に向けた有識者検討会の初会合を開催。11月に発足予定の防災庁は主要課題として取り組む方針だ。