陸上と海上を結ぶ物流の中継拠点を想定した訓練

鳥羽海上保安部の巡視艇とばぎり(左)が鳥羽商船高専の浮桟橋に着桟している様子
鳥羽商船高等専門学校(三重県鳥羽市、校長:三村治夫、以下「鳥羽商船高専」)浮桟橋において、令和8年7月、鳥羽海上保安部巡視艇による離着桟訓練が実施されました。
鳥羽商船高専の浮桟橋は、練習船「鳥羽丸」の建造に合わせて、災害対策機能を備えた桟橋として新たに整備されました。災害時には、陸上と海上を結ぶ物資輸送の中継拠点の一つとして活用することが可能です。今回の離着桟訓練は、そのような災害時の運用を想定して実施されたものです。
商船学科長の鎌田功一教授は、「桟橋は、災害支援機能を有する練習船『鳥羽丸』の活用を見据え、レベルI津波にも耐えられる構造として整備されています。今回の訓練により、鳥羽海上保安部の巡視艇が安全に離着桟できることを確認しました。今後も関係機関と連携し、地域の防災力向上に貢献していきたいと考えています」と述べました。
鳥羽商船高専は、今後も関係機関との連携を深め、練習船「鳥羽丸」と桟橋の機能を生かした防災・減災の取り組みを推進するとともに、地域の安全・安心に貢献してまいります。

離着桟訓練の様子1.

離着桟訓練の様子2.

離着桟訓練の様子3.、練習船鳥羽丸(左)と鳥羽海上保安部巡視艇しののめ(右)

離着桟訓練の様子4.
鳥羽商船高等専門学校について
鳥羽商船高等専門学校は明治8年(1875年)に芝新銭座二番地に航海測量習練所として創基し、その分校として明治14年(1881年)8月20日に三重県鳥羽町に鳥羽商船黌として創立されました。日本にある5商船高専のうち最も歴史の古い商船系高等専門学校です。船員を養成する商船学科とエンジニアを養成する情報機械システム工学科の2学科で構成され、科学的思考と高度な知識・技術を習得し、地域社会から世界まで幅広く活躍できる技術者を育成しています。
左写真|鳥羽商船高等専門学校の外観(奥側)・練習船が停泊する桟橋(手前側)、右写真|令和7年3月竣工の練習船鳥羽丸四代目
【学校概要】
学校名:独立行政法人国立高等専門学校機構 鳥羽商船高等専門学校
所在地:三重県鳥羽市池上町1番1号
校長:三村 治夫
設立:1881年
学校公式ウェブサイト:https://www.toba-cmt.ac.jp/
事業内容:高等専門学校、高等教育機関
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