神奈川県は1日、知的障害者施設「津久井やまゆり園」(相模原市)の殺傷事件で亡くなった入所者19人のうち、新たに遺族が同意した男性の名前を園内の献花台に刻んだ。2016年の事件発生から10年が過ぎ、県によると、名前が刻まれたのは計12人になった。男性の遺族は名前が報道されることを望んでいない。

 献花台は園内の広場にあり、犠牲者19人を表したヤマユリの花の絵とともに名前が刻まれている。これまで花は犠牲となった女性の遺族の意向で1本少ない18本だったが、遺族側の同意があり19本目を刻む方向で調整しているという。

 事件は16年7月26日未明に発生し、19人が亡くなったほか、職員を含む26人が重軽傷を負った。