正木嘉美さん

 柔道男子無差別級で1985年世界選手権を制し、体重無差別で争う全日本選手権優勝2度を誇る正木嘉美(まさき・よしみ)さんが8月30日に死去した。64歳。大阪府出身。葬儀・告別式は近親者で執り行う。9月19日に奈良県天理市で「お別れの会」を開く。

 奈良・天理高―天理大で鍛えられ、山下泰裕や斉藤仁の好敵手として活躍。巨体を利した払い腰や足技を得意とし、全日本選手権は86、87年で2連覇。五輪出場はならなかった。

 現役引退後は天理大監督として、シドニー五輪男子100キロ超級銀メダルの篠原信一らを育成。最近まで天理大の道場で指導し、8月下旬には学生の大会を視察していた。関係者によると、体調が急変して亡くなったという。