全般気象解説情報(台風第24号)(第5報)

 

 2026年9月3日4時38分

 

 気象庁発表

 

 台風第24号は、4日にかけて南西諸島に接近して北北西に進んだ後、動きが遅くなるでしょう。台風や前線の影響で、東北地方と北陸地方では3日は、土砂災害、低い土地の浸水や河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。また、北日本では4日にかけて、南西諸島と西日本から東日本では5日にかけて、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。

 

 台風第24号は、3日3時には南大東島の南にあって、1時間におよそ20キロの速さで北北西へ進んでいます。中心の気圧は992ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルで中心から半径280キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。 また、前線を伴った低気圧が、北海道の渡島半島付近を東へ進んでおり、前線が東北地方の日本海沿岸、北陸地方の沖、山陰沖にのびています。東北地方や北陸地方では、局地的に激しい雨や非常に激しい雨が降って大雨となっている所があります。 台風第24号は、このあと4日にかけて南西諸島に接近して北北西に進んだ後、動きが遅くなるでしょう。一方、前線は3日夜にかけて北日本から東日本や西日本を南下し、4日から5日にかけて本州の南岸付近にほとんど停滞する見込みです。動きの遅い台風の東側を北上する暖かく湿った空気が前線に向かって流れ込み、大気の状態が非常に不安定な状況が続くでしょう。このため、5日にかけては、西日本から東日本の太平洋側を中心とする広い範囲で、激しい雨や非常に激しい雨が降り続いて総雨量が多くなり、これまでの大雨で地盤の緩んでいる地域では、少しの雨量でも土砂災害の危険度が高まるおそれがあります。台風の進路や前線の動向によっては、7日頃にかけて大雨が続き、総雨量がさらに多くなる可能性もあります。

 

 [雨の予想]

 3日6時から4日6時までに予想される24時間降水量は多い所で、

 東北地方 120ミリ

 関東甲信地方 80ミリ

 北陸地方 120ミリ

 東海地方 150ミリ

 近畿地方 150ミリ

 中国地方 80ミリ

 四国地方 200ミリ

 九州北部地方 120ミリ

 九州南部 200ミリ

 奄美地方 150ミリ

 沖縄地方 100ミリ

 その後、4日6時から5日6時までに予想される24時間降水量は多い所で、

 関東甲信地方 100ミリ

 東海地方 200ミリ

 近畿地方 200ミリ

 四国地方 300ミリ

 九州北部地方 150ミリ

 九州南部 200ミリ

 奄美地方 200ミリ

 沖縄地方 80ミリ

 その後、5日6時から6日6時までに予想される24時間降水量は多い所で、

 関東甲信地方 120ミリ

 東海地方 200ミリ

 近畿地方 150ミリ

 四国地方 200ミリ

 九州北部地方 100ミリ

 九州南部 120ミリ

 奄美地方 80ミリ

 その後も、大雨が続いて総雨量がさらに多くなる可能性があります。

 [風の予想]

 台風の影響で、沖縄地方や奄美地方では強い風が吹くでしょう。

 3日から5日にかけて予想される最大風速(最大瞬間風速)

 奄美地方 18メートル(25メートル)

 沖縄地方 17メートル(25メートル)

 [波の予想]

 台風の影響で、沖縄地方、奄美地方や九州南部では、波がうねりを伴って高くなりしけるでしょう。

 3日から5日にかけて予想される波の高さ

 九州南部 4メートル うねりを伴う

 奄美地方 5メートル うねりを伴う

 沖縄地方 5メートル うねりを伴う

 [防災事項]

 東北地方では3日は、土砂災害、低い土地の浸水や河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。北陸地方では3日は、土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水や河川の増水や氾濫に警戒してください。北日本では4日にかけて、南西諸島、西日本や東日本では5日にかけて、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。また、南西諸島、西日本や東日本では5日にかけて、強風やうねりを伴う高波にも注意してください。西日本から東日本では7日頃まで大雨が続く可能性があります。 また、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。また、降ひょうのおそれもありますので、農作物や農業施設の管理にも注意してください。

 [補足事項]

 今後発表する防災気象情報に留意してください。 次の「全般気象解説情報(台風第24号)」は、3日17時頃に発表する予定です。