煙が上がる日本製紙八代工場=3日、熊本県八代市

 熊本県八代市の日本製紙八代工場の煙突が燃えた火災で、煙突周囲の鉄柱を切断する作業中に出火した可能性があることが4日、県警八代署への取材で分かった。7月の地震で先端が損壊した高さ110メートルの煙突の撤去中で、作業員がガスを燃やして切る溶断中だったことも日本製紙への取材で判明。火災は3日夕に発生し、約6時間半後の4日未明に鎮火した。

 署は切断する際の火花などから出火した可能性もあるとして7日にも実況見分し、詳しく原因を調べる。

 3日午後5時55分ごろ、工場の関係者から119番があった。署によると、現場では10人が作業中だったが全員避難し、けが人は確認されていない。