7日の外国為替市場の円相場は対ドルで上昇し、一時1ドル=154円台前半を付けた。2月下旬以来、約半年ぶりの円高水準となる。日銀の追加利上げ観測が根強く、日米の金利差縮小を意識した円買いドル売りが優勢となった。対ユーロでも円高が進んだ。
米連邦準備制度理事会(FRB)による早期利上げ観測が後退したことも、円買いを誘った。海外市場の一部が休場だったため、取引参加者が少なく、薄商いの中で円買いの方向感が出た。
ベセント米財務長官は前週、日本に低金利を維持する緩和的な金融政策から転換するよう要求。日銀に利上げを促したことを明らかにした。こうした米側の発信が、日銀の利上げペースの加速につながるとの見方が拡大。市場では「これまで円を売っていた投資家が、円買いに切り替える流れが活発になっている」(外為ブローカー)との声があった。
午後5時現在は前週末比74銭円高ドル安の1ドル=155円55〜56銭。ユーロは85銭円高ユーロ安の1ユーロ=180円80〜84銭。







