郵便物の回収業務を受注する見返りに、日本郵便東京支社の元社員にテーマパークの宿泊代などを供与したとして、日本郵便株式会社法違反(贈賄)の罪に問われた運送会社代表取締役西村光一被告(57)ら2人の公判が8日、東京地裁立川支部で開かれ、検察側は西村被告に懲役2年6月を求刑、弁護側は執行猶予付き判決を求め結審した。判決は30日。

 運送会社は「ハルキエクスプレス」で、検察側は同社の元経理担当橋本英孝被告(65)に懲役2年を求刑した。

 検察側は論告で、自社の利益のみを考えた身勝手な動機で接待を繰り返し、癒着を深めたと指摘。弁護側は「会社の事業継続と従業員の雇用を守るためだった」と主張した。