【カトマンズ共同】ネパールと中国の国境付近で起きた土石流と洪水は9日で発生から2週間となった。被害は広範囲に及び、計5800人以上が行方不明のままだ。ネパール当局は8日、水力発電所のトンネル内に取り残されたとみられる作業員の救助に重点を置くと表明。発生から時間がたっても救出が相次いだことを受け、生存者発見に望みをつないでいる。
ネパール軍は水力発電所の作業員らで消息が分からない約900人のうち、121人がトンネル内に取り残されているとみている。ネパール中部の発電所では4日、トンネル内から作業関係者2人が救出された。ロイター通信によると、2人は浸水を免れた空間に身を寄せ、泥水を飲むなどして救助を待ったという。
8日時点でネパール側の死者は1358人、行方不明者は5326人に上る。ネパール外務省によると、不明者のうち約600人が外国籍で日本人家族5人も含まれる。中国側の死者は43人、不明者は519人。







