【ワシントン共同】米財務省は9日、残存期間10〜20年の長期国債を最大60億ドル(約9千億円)買い戻すと発表した。従来の1回当たり20億ドルの3倍となる。上昇傾向にある長期債の利回りを低下させる狙い。ただ市場の反応は冷ややかで、長期金利の指標となる10年債の利回りは一時、2023年11月以来の高水準となる4・85%台に上昇した。
財務省は8月、長期債に対する流動性支援を強化するとして、買い戻し額を40億ドル以上に引き上げると表明していた。米メディアによると、より大規模な購入を予測していた市場の期待に及ばず、失望による売りが広がって利回りが上昇した。買い戻しは9月10日に行われる。






