ニューヨーク証券取引所のトレーダー=9日(ゲッティ=共同)

 【ニューヨーク共同】9日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は3営業日続落し、前日比405・41ドル安の5万2380・66ドルで取引を終えた。米長期国債の利回りが上昇したため、企業の借り入れコスト増加の懸念が高まり、売り注文が優勢だった。

 米財務省が9日、長期国債を10日に最大60億ドル(約9千億円)買い戻すと発表。市場予想より規模が小さく、需給の緩みが意識されて国債価格は下がり、利回りが上昇した。中東情勢の緊迫化に伴う原油価格の上昇も株式相場の重荷となった。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数も3営業日続落し、168・07ポイント安の2万6253・34だった。

 個別銘柄では、ITのアルファベット、航空宇宙機器のボーイングの下落が目立った。石油のシェブロンは買われた。