探査機はやぶさ2が撮影した小惑星リュウグウ(宇宙航空研究開発機構、東京大など提供)

 北海道大や茨城大などの研究チームは、小惑星リュウグウの起源となった天体が太陽系の形成初期に当たる45億6530万年以上前に誕生したと突き止めたと、米科学誌に11日発表した。探査機はやぶさ2がリュウグウで採取した試料に含まれる鉱物を分析した。惑星の形成過程の研究に寄与すると期待される。

 リュウグウはより大きな天体が壊れ、破片が集まって生まれた。チームは試料に含まれる炭酸塩鉱物について化学成分を調べる同位体顕微鏡などで測定。鉱物ができたのは約45億6530万年前で、その際の温度が約90度だったと特定した。