女性像「スタンディング・ウーマン」に授与した特別住民票とともに写真に納まる青森県十和田市の桜田百合子市長(左)と市現代美術館の四方幸子館長=11日午後、青森県十和田市

 青森県十和田市は11日、市現代美術館の常設展示作品で、身長約4メートルの女性像「スタンディング・ウーマン」に特別住民票を授与した。2008年の開館以来、展示室に立ち続け、圧倒的な存在感で親しまれてきたことを評価し、住民として迎えるという。

 授与式で桜田百合子市長は「市の特別な住民として愛され、誇りであり続けてほしい」とあいさつ。住所や生年月日が入った特別住民票を四方幸子館長に手渡した。

 作品は現実離れした大きさと、肌や髪の毛の細かな描写のギャップが特徴。作者でオーストラリア出身の現代美術家、ロン・ミュエクさんは「20年近い歳月の中で、彼女はいつしか、この美術館に欠かせない存在となりました。十和田は本当の意味で彼女の故郷となります。誠に光栄です」とのメッセージを寄せた。