【ワシントン共同】米連邦準備制度理事会(FRB)は16日の連邦公開市場委員会(FOMC)で、主要政策金利を0・25%引き上げ、3・75〜4・0%とすることを全会一致で決めた。利上げは2023年7月以来3年2カ月ぶりで、第2次トランプ政権発足後、初めて。長引く物価上昇率の高止まりによる悪影響を警戒し、インフレ抑制措置が必要と判断した。
同時に公表した経済見通しでは26年末の金利を4・1%と見通し、年内にあと1回の利上げを想定した。利上げは景気を冷やす効果があり、トランプ大統領は景気を刺激する利下げを一貫して求めてきた。11月の中間選挙前の金融引き締めを受け、FRBへの批判を強める可能性がある。
ウォーシュFRB議長は記者会見で、高すぎるインフレ率が長期にわたって続いていると指摘。利上げは「(インフレの)2%目標への回帰をより早期に実現する助けになる」と説明した。「物価の安定は経済成長の基盤であり、今日それを実現するための重要な一歩を踏み出した」とも話した。






