2026年に中止になった主な花火大会

 花火大会の中止や規模縮小が全国で相次いでいる。共同通信の集計で2026年に中止となった大会は11に上った。各主催団体によると、物価高に伴う開催費の高騰や人件費上昇による警備費増加などが理由。キリンビールが8月に公表した「全国花火大会白書」によると、26年7月までの5年間に規模を縮小した大会は48あった。

 大会の多くは地元企業の協賛金で成り立っており、資金が集まりにくくなっていることも影響している。各主催団体は、有料席の導入や増設、クラウドファンディング(CF)による資金集めに取り組んでいる。

 キリンビールは主催団体を対象に調査。25年は461団体、26年は436団体からそれぞれ回答を得た。25年調査では開催費用が過去10年で平均34%増加。26年調査では1年間でさらに23%高騰した。

 白書によると、開催費用が膨らむ要因を複数回答で尋ねたところ、最多は「警備コスト」70%だった。会場設営の費用などを指す「打ち上げコスト」67%や「製造コスト」61%が続いた。