少額投資非課税制度(NISA)の対象を18歳未満の未成年者に広げる新制度「こどもNISA」が来年1月に始まるのを前に、証券各社など多くの金融機関が専用口座の開設申し込みの受け付けを10月に始める。開設時の現金付与など特典を設け、顧客の取り込みを狙う。100円からの少額投資やポイント活用など使い勝手の良さでもアピールが相次ぎ、競争は早くも熱を帯びている。

 10月に受け付けを始めるのは、一部の大手証券やNISA口座数の多いネット証券が中心だ。楽天証券は口座開設で千円を贈る。SBIグループのSBI新生銀行は、こどもNISAに加えて子ども名義の銀行口座を開設した人に対し、1カ月の定期預金でNISAの読みをもじった21・3%の金利を上乗せする。

 SBI証券や楽天証券、PayPay証券などでは、100円から資産運用ができる。各社の関連サービスでもらえるポイントを使った投資に対応する社もある。PayPay証券の担当者は「投資に触れ、お金について考えるきっかけを提供したい」と話した。