握手する中国の習近平国家主席(中央左)とトランプ米大統領(同右)=25日、ワシントン(AP=共同)

 【ワシントン共同】トランプ米大統領と中国の習近平国家主席は25日、年内に両国で開かれる国際会議でさらに2回会談する方針を確認した。実現すれば今年4回の対面会談となり異例の頻度。米国を11年ぶりに国賓訪問した習氏は3日間の日程を終え、帰国の途に就いた。滞在中に厚遇を受け、中国外交の最大の懸案である対米関係安定化という「戦略的休戦の延長」(元米高官)にこぎ着けた。

 トランプ氏は25日にホワイトハウスで催した習氏との茶会で、24日の首脳会談を受け「米国の農家が大喜びすると思う」と発言。中国による米国産農産物購入の拡大を示唆し、成果をアピールした。

 習氏は今回の訪米について「双方は尊重と公平、対等に基づく建設的戦略安定関係の構築で一致した。大成功だった」と総括した。トランプ氏も「両国にとって非常に前向きで大きな前進を遂げた」と語った。

 年内に予定する残り2回の会談についてトランプ氏と習氏は、11月に中国で開かれるAPEC首脳会議と、12月に米南部フロリダ州で開かれるG20首脳会議で対面することに期待を示した。