環境省は、使用済みの服や書籍などをそのままの形で繰り返し使う「リユース品」の市場拡大に向け、売買に関わる事業者が取るべき対応を整理した指針の策定作業を始めた。フリーマーケットアプリなどの普及でインターネット上での取引が増える中、トラブルを防ぎ、安心して利用できる環境を整備するのが狙い。買い取りや販売の際に守るべき法令や望ましい消費者保護策をまとめる。2027年度中の策定を目指す。
政府は30年までに、リユース品の市場規模を24年比で32%増の4兆6千億円に拡大する目標を設定。関係法令を守り、適切な消費者保護策を取る事業者を増やす必要があると判断した。
客と直接売買する業者に加え、取引を仲介するフリマアプリやネットオークションサイトの運営事業者も対象とする方向だ。指針の内容を満たせば優良事業者と認定し、政府が支援することも検討している。取引の専門性を考慮し、自動車やバイクは指針で取り扱う品目から外す。
指針では商品の仕入れや買い取り、販売、廃棄など場面ごとに関係法令の条文と解釈を示す。









