北陸電力志賀原発2号機(石川県)の再稼働の前提となる審査の説明資料に多数の誤りがあった問題で、北陸電は2日、チェック体制の強化など再発防止策を原子力規制委員会の会合で報告した。規制委から新たな指摘はなく、地震や津波の審査を担当する山岡耕春委員は「今後は適正な資料になるよう取り組んでほしい」と求めた。

 北陸電によると、原発周辺の津波評価に関する169ページの資料で、216カ所にデータの入力間違いなどがあった。津波評価の見直しに伴う追加解析の結果を資料に反映する過程でミスが生じたという。今回の資料以外に誤りはなかった。

 北陸電は2号機の再稼働に向けた審査を14年8月に規制委に申請していた。