【パリ共同】フランス各地で高校生が学校を封鎖し、抗議デモを続けている。教職員不足の解消や老朽化した施設の改善を要求。一部は警官隊と衝突し、警察は9月28日以降、5千人以上を拘束した。ヌニェス内相によると、10月2日に封鎖の影響を受けたのは735校に上る。抗議の継続も呼びかけられており、混乱は続きそうだ。
「若者は怒っている」「警察は要らない」。2日午前、南西部ボルドー中心部の高校周辺で、高校生らが声を張り上げた。対峙する警官隊が時折、催涙弾を発射、高校生らはいったん散らばったが、再び集まり声を上げた。
参加したアガットさん(17)は「1教室に40人も生徒がいて狭いし、先生も看護師も足りていない。ほかの学校とも連帯したくて参加した」と語気を強めた。
フランス紙ルモンドによると、高校生の学校封鎖は9月21日、パリ近郊クレテイユから始まった。9月の新学期から複数の教員ポストが空席だったことに対する抗議だった。パリ郊外の高校にも波及し、全国に拡大した。









