【サラエボ共同】旧ユーゴスラビアのボスニア・ヘルツェゴビナで4日、主要3民族代表から成る幹部会と下院、同国を構成するセルビア人共和国の大統領や議会などの総選挙が始まった。1992〜95年の民族紛争で戦った3民族間和解が課題のほか、セルビア人共和国の選挙では、ロシアのプーチン大統領が親ロ政党を中心とする与党連合への支持を公然と表明、ロシアの影響力が維持されるかどうかも注目される。
ボスニアは汚職撲滅や失業率改善も懸案で、欧州連合(EU)への加盟を目指すが交渉は進展していない。
ボスニアは95年の和平後、セルビア人共和国とボスニア・ヘルツェゴビナ連邦から成る複雑な国家の枠組みが続く。幹部会選はボスニャク(イスラム教徒系)とクロアチア人、セルビア人の各民族から1人ずつ代表を選ぶ。8カ月の輪番制で国家元首を務める。
セルビア人共和国元大統領で、ボスニアからの分離独立を志向する独立社会民主同盟のドディック党首は、プーチン氏と良好な関係を築いており、ウクライナ侵攻でもロシアを支持する。










