映画「遥かな町へ」の完成披露試写会で、記念写真に納まる主演の大谷亮平さん(前列右から3人目)、錦織良成監督(同右端)ら=4日午後、鳥取県倉吉市
 映画「遥かな町へ」の完成披露試写会後、取材に応じる主演の大谷亮平さん=4日午後、鳥取県倉吉市

 鳥取県出身の漫画家谷口ジローさん原作の映画「遥かな町へ」の完成披露試写会が4日、物語の舞台でロケ地の同県倉吉市で開かれた。主演の大谷亮平さんが登場すると、会場では大きな拍手が起こった。大谷さんは終了後、報道陣に「家族の大切さ、温かさを感じることができる」と作品の魅力を語った。

 映画では、大谷さん演じる48歳の主人公が中学時代の1963年にタイムスリップ。家族や友人、初恋の人との再会を通じて人生を見つめ直す。大谷さんは「幼少期に戻り、その頃の家族と出会えたらどれほど素晴らしいかということを、ロマンある形で描いてくれている」とも述べた。

 映画は10月9日に全国公開。50館以上で上映される。錦織良成監督は倉吉市を「昭和の街並みがそのまま残っている。ここで撮れるのは奇跡的」と話した。

 原作の谷口さんは人気漫画「孤独のグルメ」などで知られ、2017年に亡くなった。