【ワシントン共同】ロイター通信によると、米連邦捜査局(FBI)は4日、米国に居住する台湾の頼清徳総統の息子に対しスパイ行為をした疑いで、西部カリフォルニア州の女(34)を逮捕した。中国政府当局者による命令下にあったとしている。中国は民主進歩党(民進党)の頼政権を台湾独立派と見なして敵視している。
女は昨年、米西部ワシントン州シアトルを訪れ、頼氏の息子らの写真や動画、車のナンバープレートなどの情報を中国当局者らに送信したとされる。諜報の専門技術を用い、特定されるのを逃れようとしていたという。
女は米国内法で義務付けられた外国政府代理人としての登録をしていなかった。カリフォルニア州ロサンゼルスの空港で中国に向けて出発しようとしていたところを逮捕された。
台湾総統府は5日、中国による「野蛮な行為」だと非難し「台湾は米国など民主主義のパートナーと協力し、国境を越えた圧力に立ち向かっていく」とコメントした。









