【ニューヨーク共同】米非営利団体ペン・アメリカは5日、全米の公立学校で2025年7月〜26年6月の学年度に不適切な書籍だとして撤去や閲覧制限の対象になった「禁書」は1万1982件と発表した。諫山創さんの人気漫画「進撃の巨人」など日本の作品も含む。前年度の6870件から大幅増で、21〜22学年度に調査を始めて以来最多だった。
25〜26学年度は第2次トランプ共和党政権発足後の時期と重なる。保守派団体や共和党の政治家は、暴力や性的な描写、LGBTQ(性的少数者)などのテーマの特定の書籍を学区ごとに「禁書」とするよう圧力をかけている。
件数は学区ごとに特定の書籍を「禁書」に指定した数。南部テキサス州が8193件、フロリダ州が3212件と突出している。重複を除いた書籍実数は全米で7370冊。書籍撤去の判断に人工知能(AI)が使われるケースも増えているという。
ペン・アメリカの「禁書になりやすい作家」のリストには、「犬夜叉」の高橋留美子さん、「ソウルイーター」の大久保篤さんらの名前もある。





