東京・銀座を走る「すしバス」=6日
 車体にすしネタをあしらった「すしバス」の外観=6日、東京駅前

 2階建てバスで東京都内の景色を楽しみながら、回転ずしを味わう―。新興企業「SUSHI BUS」(東京)が異色の観光事業に乗り出した。10日に開始し、価格は1人1万6千円から。すしは食べ放題でネタは豊洲市場から仕入れる。インバウンド(訪日客)向けの企画が飽和状態で値下げ競争に陥っている現状を踏まえ、日本文化の提供で勝負する。

 乗客は2階席に座り、1階で調理したすしは配膳リフトを通じ、回転レーンに流れる。悪天候を除き屋根も開放される。定員は20人で1日5回運行。6日の試乗会では東京駅を出発し、約70分かけ銀座通りや東京タワーの近くを通った。すしネタの大きさも目立ち、訪日客に喜ばれそうだ。