裁判所の外で横断幕を掲げる人々=8日、サンイシドロ(ゲッティ=共同)

 【サンパウロ共同】サッカー元アルゼンチン代表のスター選手、マラドーナさんの死を巡る裁判で、アルゼンチンの検察は8日、殺人罪に問われた担当医に禁錮12年を求刑した。地元メディアが報じた。担当医らは無罪を主張している。

 検察は公判でマラドーナさんは医療機関への入院を勧められていたのに、担当医が手配せず、事態の悪化を招いたと指摘した。殺人罪や過失致死罪などに問われた看護師や精神科医ら5人には禁錮10〜4年を求刑した。

 マラドーナさんは2020年、首都ブエノスアイレス郊外の自宅で急性心不全のため死去した。医学委員会が21年、マラドーナさんの処置を担当医が適切に行わなかったとの報告書をまとめ、検察が担当医らを起訴した。