高市早苗首相

 高市早苗首相が、先進7カ国(G7)首脳による2日の燃油価格高騰対策を巡るテレビ会議を欠席したことに野党幹部から苦言が相次いでいる。首相は「議長国が直前に急きょ設定し、代理出席が認められていた」と主張するが、同時間帯に公表された公務はない。国際社会で存在感低下を招くのではないかと懸念する声も上がっている。

 会議は日本時間の2日午後9時半から約30分間行われ、日本から外務省の遠藤和也外務審議官が代理出席した。首相はこの日午後6時半ごろから公邸で自民党の麻生太郎副総裁ら幹部と会食。出席者は午後8時ごろまでに公邸を出た。

 首相は5日にXで、議長国のフランスが急きょ開催を決め、バーナム英首相らも欠席したと強調した。公明党の岡本三成代表は7日、記者団に「英国の首相も出ていないからいいでしょうという問題ではない」と語った。

 民主改革の会の階猛幹事長も6日の記者会見で「国益にマイナスになる部分が多々ある」と非難。国民民主党の玉木雄一郎代表は「首相しか日本の国を背負って他国と渡り合うことはできない」と訴えた。