パレスチナ自治区ガザ北部ガザ市で調理する女性=9月22日(ゲッティ=共同)

 パレスチナ自治区ガザの停戦発効から10日で1年。国連によると、ガザでは支援物資の搬入が増えたことで停戦前と比べて乳幼児の急性栄養失調が減った。ただ、ことし夏の段階では、乳幼児の約12%が栄養不足で成長が妨げられる「発育阻害」状態とされ、今後の影響が懸念される。

 ガザでは停戦発効後もイスラエルが散発的な攻撃を続け、ガザ保健当局によると、停戦発効後の死者は1400人を超えている。

 国連児童基金(ユニセフ)が8月に発表した調査結果によると、5歳未満の乳幼児のうち、12・2%が「発育阻害」と判明した。食事量の不足だけでなく、質も悪かった。年齢にそぐわない栄養状態と指摘した。

 出産適齢期の女性の10人に1人が栄養失調と認定された。母親の栄養不足が影響し、出生時の体重が軽い赤ちゃんを出産する恐れが高いという。(共同)