ウクライナ侵攻を続けるロシアの国内では、ロシアに制裁を科す米欧や日本など「非友好国」の記者らへの治安当局の圧力が高まっている。ロシア当局が記者の取材などに対して主張してきたスパイ容疑も一方的な側面が否めない。拘束された北海道新聞の男性記者も、通常の取材活動が容疑に仕立てられた可能性がある。
ロシア連邦保安局(FSB)が13日公開した映像では、FSB職員が北海道新聞記者にスパイ容疑を告げると、記者は「は?」と反応し、全く思い当たる節がない様子を見せた。
FSBは侵攻開始後の2023年3月には中部エカテリンブルクで米紙ウォールストリート・ジャーナルの男性記者をスパイ容疑で拘束。軍産複合体に関する機密情報を入手しようとしたと主張し、記者は容疑を否認し続けたが、24年7月に懲役16年の判決を受けた。記者は同年8月の米ロ間の大規模な身柄交換で米国に帰国した。
昨年末には、日本メディアに取材協力する極東ハバロフスク在住のロシア人男性が国家反逆容疑で拘束された。親族らによると現在も消息不明だ。(共同)







