TSMC熊本第2工場の建設地=2025年10月、熊本県菊陽町

 経済産業省は16日、半導体の受託生産大手、台湾積体電路製造(TSMC)による熊本県菊陽町の第2工場の生産計画変更を認定したと発表した。国内で初となる回路線幅3ナノメートル(ナノは10億分の1)相当の先端半導体を生産する。これまで6〜40ナノメートルの3種類の製品を作るとしていた。

 計画変更はTSMCの魏哲家会長兼最高経営責任者(CEO)が2月に高市早苗首相と面会し、表明した。総投資額は約108億ドル(約1兆7千億円)を見込み、経産省は最大6451億円を支援する。

 TSMCは回路を形成したウエハーと呼ばれる基板の当初の生産枚数を1カ月6千枚と想定。日本政府の支援次第で生産能力を高める考えだ。