14日、ブラジル南部ポルトアレグレで、選挙運動をするフラビオ・ボルソナロ上院議員(ロイター=共同)

 【サンパウロ共同】25日のブラジル大統領選の決選投票まで1週間。第1回投票で首位となった親米右派フラビオ・ボルソナロ上院議員(45)と、現職の左派ルラ大統領(80)の対決だ。15日に公表された世論調査ではボルソナロ氏が支持率47%で一歩リードし、45%のルラ氏が追う展開となっている。

 ボルソナロ氏が所属する自由党も4日の上下両院選で躍進し、上院(定数81)で議席数を15から28に、下院(定数513)で98から121に大きく伸ばした。一方、ルラ氏の労働者党は上院で9議席を維持し、下院では微増にとどまった。

 巻き返しを狙うルラ氏はボルソナロ氏への批判を強めている。13日には小規模個人事業主への支援策として債務免除や最大5千レアル(約15万円)の給付を発表した。

 ボルソナロ氏は第1回投票後、下位候補から支持を取り付けるなど精力的に動く。クーデター計画などの罪で有罪判決を受け自宅軟禁中の父ジャイル・ボルソナロ前大統領にも、裁判所の許可を得て面会した。