「飛鳥・藤原の宮都」の世界文化遺産登録を記念し、奈良文化財研究所(奈文研)による約70年間の調査の軌跡を振り返る特別展が、同研究所飛鳥資料館(奈良県明日香村)で開かれている。遺跡の出土品や調査資料など計131点を展示し、会期は12月13日まで。

 奈文研は1955年、調査がほとんど手つかずだった飛鳥・藤原地域の航空写真測量を実施。その後、飛鳥寺跡や飛鳥水落遺跡、高松塚古墳といった歴史的な現場で発掘、研究を進めてきた。世界遺産を構成する遺跡19件のうち、約3分の2の調査に関わったという。