フリーマーケットを運営する各社の間で「ポケモンカード」など人気が高い商品について、販売開始から一定期間、出品を禁止する取り組みが広がっている。買い占めて価格を不当につり上げる悪質な転売行為を事前に防ぎ、正規の出品者と買い手を守るためだ。混乱はブランドのイメージを傷つけかねないことから、販売元もフリマとの連携に期待する。
フリマ大手のメルカリは9月15日、ポケモンカードの新商品を発売日の16日から「安全・安心な取引環境が確保できないと判断される期間」は出品禁止にすると先手を打って発表した。この措置により「買い手をだますといったトラブルを抑止できた」という。「ヤフーフリマ」を運営するLINE(ライン)ヤフーも10月、ポケモンの新商品を巡り、一定期間は大量出品を禁止する措置に踏み切った。
フリマ各社は出品の監視を強化しているが、不正が疑われるアカウントを制限するには聞き取りなども必要で時間がかかる。利用者から「運営は無責任だ」との批判が噴出することもあり、事前の禁止通知で出品の削除や制限を容易にした。







