プログラミング言語「PHP」にシステムの欠陥に当たる脆弱性が見つかった問題で、全国銀行協会(全銀協)は決済関連への影響は確認されていないと明らかにした。ただインターネット関連企業や地方銀行、鉄道などで一部サービスを停止するといった緊急措置を取る動きが出た。

 静岡銀行は21日、ネットバンキングを一時停止するとホームページで発表した。七十七銀行(仙台市)も予防的な措置として、一部サービスを停止。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は本人確認などの手続きを止めた。

 さくらインターネットは一部サービスの機能の提供を停止した。ネットショップ作成サービス「BASE(ベイス)」は緊急メンテナンスの実施を発表。不正アクセスなどは確認されていないという。

 鉄道では、京阪ホールディングスがホームページを一時停止した。阪神電気鉄道も同様の措置を取る予定だと発表した。京王電鉄広報は、PHPを利用しているシステムに関し、修正プログラム「パッチ」の適用に向け準備していると表明。東急も「各部門で影響の有無の確認を進めている」(広報)。