岐阜でのリサイタルに向けて、意気込みを語る黒木雪音さん=東京都内

 国内外で活躍するピアニスト・黒木雪音(ゆきね)さん(27)による、「岐阜新聞社・岐阜放送プレミアムコンサート 黒木雪音ピアノリサイタル」が、来年2月28日に岐阜市金町の岐阜市文化センターで開かれる。ベートーベンのピアノソナタ「月光」から、ジャズのテイストを取り入れたカプースチン「8つの演奏会用練習曲Op.40」まで、クラシックピアノが持つ多彩な世界を楽しめる。黒木さんに意気込みを聞いた。

 黒木さんは千葉県出身で、3歳からピアノを始めた。2023年に昭和音楽大大学院を修了。在学中の22年には、ダブリン国際ピアノコンクールで日本人として初めて優勝するなど、多くの受賞歴を持つ。東京交響楽団やアイルランド国立交響楽団など国内外の楽団との共演も多い。

 現在は若手実力派として、世界各地で演奏を重ねている。昨年には、イランとの交戦下にあったイスラエルでもピアノを奏でた。命が脅かされる環境での演奏に「極限状態で弾く音には、心の喜びや悲しみがあると感じた。さまざまな感情が混ざり合い、価値観を大きく変えた経験」と振り返る。

 岐阜で披露する「月光」については...