観光キャンペーン「まだバレてない秋田県。」のポスター

 「まだバレてない秋田県。」―。そんな斬新なキャッチコピーで展開する秋田県の観光キャンペーンが好調だ。「遠そう」というイメージや知名度の低さを逆に生かし、世間に知られていない魅力をアピールする。第1弾では宿泊料金が1万円超割引となるクーポンも反響を呼び、宿泊者数の伸び率が全国トップに。第2弾の冬は「食」や「癒やし」を前面に押し出し、さらなる観光客の増加を狙う。

 5〜7月の第1弾は飛行機で東京から約60分、大阪から約90分と「実は近い」ことをPRし、宿泊料金が最大1万2千円割引されるクーポンを配布。開始から1カ月でほぼ終了し、追加クーポンを発行するほどの人気だった。

 旅行者約3700人へのアンケートでは、約20%がキャンペーンをきっかけに「他県から秋田に目的地を変えた」と答え、「秋田をまた訪れたい」人は95%を超えた。観光庁によると、6月の延べ宿泊者数は前年同月比34・4%増で、伸び率は全国1位を記録した。