電通グループの専門能力を活用し、「emole社」の事業領域拡大及びコンテンツ制作を推進

 電通グループ(本社:株式会社電通グループ、拠点:東京都港区、代表者:代表執行役社長 グローバルCEO:佐野 傑)は、投資検討段階からスタートアップの経営課題を捉え、コーポレート・ベンチャー・キャピタルである「電通ベンチャーズ」※1と、グループ横断R&D組織である「電通イノベーションイニシアティブ」※2(以下、DII)の連携を起点に、グループ各社が持つ広範な顧客基盤、メディア接点、クリエイティブ人財といった専門能力を活用し、出資先スタートアップとの事業共創を構想から実行まで一体的に推進することで、その事業成長を支援しました。

 

 この度、電通ベンチャーズの出資先企業であるショートドラマアプリ「BUMP」を運営するemole(エモル)株式会社(以下、emole社)に対して、電通グループの専門能力を活用した事業開発支援を実施し、同社の事業領域拡大およびコンテンツ制作に取り組みました。

 

株式会社電通デジタル※3との共同ソリューション開発・提供

 一般ユーザー・視聴者向けにショートドラマを制作・配信するemole社のBtoC事業に加え、企業向けのマーケティング領域におけるBtoB事業の拡大に取り組みました。具体的には、emole社のショートドラマ企画・制作のノウハウと、デジタルマーケティング支援を展開する株式会社電通デジタルの配信設計・運用知見を掛け合わせ、企業向け広告ソリューション「TikTokショートドラマ広告ソリューション」を共同開発しました。本ソリューションでは、ショートドラマ形式の広告クリエイティブの企画・制作から、TikTok上での広告配信設計・運用、効果検証までを一貫して行います。

 ・本ソリューション開発の詳細は、emole社のニュースリリースをご参照ください。

 URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000176.000039336.html

本事業共創の詳細については、「電通報」の記事をご覧ください。

URL:https://dentsu-ho.com/articles/9893

 

株式会社電通の社内組織エンターテイメントビジネス・センター※4との共同ショートドラマ制作

 emole社の事業領域拡大に加え、電通グループのクリエイティブ領域における専門能力を活用した共同コンテンツ制作にも取り組んでいます。エンターテイメントビジネス・センター(以下、EBC)とemole社は、ショートドラマ「極悪インフルエンサーに制裁を」(全2シーズン)を共同で制作しました。2025年9月に配信されたシーズン1は、BUMPで配信された外部制作作品の中で売上額ベース第2位を記録し、同年下半期の総視聴数ランキングでも、自社オリジナル作品を含む全作品の中で第5位にランクインするなど、大きな反響を呼びました。

 この成功を受けて、2026年7月に配信されたシーズン2は、EBCのクリエイターケイパビリティを活用した作品となっており、2026年10月現在も順調な視聴成績を記録しています。emoleのショートドラマ制作ノウハウとアプリ運営から得られる市場データに加え、電通グループのクリエイティブ人財と企画力を掛け合わせることで、ユーザーから高い評価を得るコンテンツを継続的に創出する環境が実現しています。

 

<emole株式会社 代表取締役 澤村 直道氏のコメント>

 今回、電通グループとの連携を通じて、ショートドラマを起点とした新たなビジネスの可能性を形にすることができました。投資という形にとどまらず、事業開発の段階から互いの知見や強みを持ち寄りながら、スピード感を持って取り組めたことを大変嬉しく思っています。emoleはこれまでも、クリエイターやパートナーの皆さまとともに新しい挑戦を生み出してきました。今回の取り組みを一つのきっかけとして、ショートドラマの新たな可能性を広げ、より多くの挑戦を生み出していきたいと考えています。

 

 なお、電通グループはショートドラマを新興コンテンツ領域の一つと位置づけ、そのほかにもフルカラー縦読みデジタルコミックやショートアニメ(短尺のアニメコンテンツ)など、複数の新興コンテンツフォーマットにおいてもスタートアップとの事業共創を企図した複数のプロジェクトを国内外で推進しています。今後もこうした新興コンテンツ領域全体において、同様の取り組みを展開していく方針です。

 

 また、電通グループは、経団連「第4回 スタートアップフレンドリースコアリング」にて、3年連続で総合2位を獲得する※5など、スタートアップとの共創に継続的に取り組んでいます。今後も、電通グループが持つ様々な専門能力を掛け合わせたスタートアップとの事業共創を通じて、新たな価値を創出するとともに、各出資先および当社グループ双方の中長期的な企業価値向上につなげていきます。

 

※1 電通ベンチャーズについてはこちらからご覧ください:https://dentsu-v.com/

※2 電通イノベーションイニシアティブについてはこちらからご覧ください:https://innovation.dentsu.com/

※3株式会社電通デジタルについてはこちらからご覧ください:https://www.dentsudigital.co.jp/

※4エンターテインメント・ビジネス・センター(EBC)は、dentsuの日本事業を統括・運営するdentsu Japanの中核企業である株式会社電通の社内組織として、年間100件以上のブランドとIPのコラボレーション、および60以上のアニメ作品への投資を実行しています。日本IPに関する専門拠点として機能し、ニューヨーク、ロンドン、ムンバイ、上海の各地域チームが各市場のクライアントにサービス提供を行っています。

※5「電通グループ、経団連『第4回 スタートアップフレンドリースコアリング』で3年連続で総合2位を獲得」(株式会社電通グループニュースリリース、2026年5月20日)

URL: https://www.group.dentsu.com/jp/news/release/001663.html

 

(参考情報)

emole社が2022年12月にリリースした「BUMP」は累計500万ダウンロード(emole株式会社調べ2026年10月時点)を超え、SNS発信も含めたコンテンツの累計再生回数は70億回を超えています。近年、スマートフォンの普及を背景に、短時間で高い没入感を生み出す「ショートドラマ」が世界的に急成長しており、市場規模は世界で約8.7兆円、日本国内でも2026年には約1,500億円規模に達すると見込まれています。

 

【本R&D活動に関する問い合わせ先】

株式会社電通グループ 電通イノベーションイニシアティブ 石川

URL:https://innovation.dentsu.com/

Email:innovation-initiative@dentsu.co.jp

 

【投資に関する問い合わせ先】

電通ベンチャーズ(電通ベンチャーズ 2号ファンド運用)

URL:https://dentsu-v.com/

Email:info@dentsu-v.com

 

【リリースに関する問い合わせ先】

株式会社電通グループ グループコーポレートコミュニケーションオフィス 小嶋、杉浦

Email:group-cc@dentsu.com