2024年の能登半島地震で石川県輪島市のビルが倒壊し妻子を失った居酒屋「わじまんま」の店主楠健二さん(58)が5日、自治体への耐震指導を国が怠り、倒壊リスクの高い建物が放置されたなどとして、国とビル所有者に約2億1千万円の損害賠償を求めて東京地裁に提訴した。
楠さんの妻由香利さん=当時(48)=と長女珠蘭さん=同(19)=が下敷きになり亡くなった。
国土交通省の有識者委員会が昨年12月にまとめた報告書によると、基礎部分のくいの先端が壊れたことなどが倒壊の要因となった。くい基礎のある鉄筋コンクリート造りの建物で、地震による倒壊が確認された国内初の事例という。






