【キーウ共同】ウクライナ国防省情報総局の関係者は7日、ロシアが構築を進める衛星通信サービス「ラススベト(夜明け)」の軍事利用をウクライナ領内で開始したと共同通信に明らかにした。運用している小型衛星の数が少ないため利用できる時間は限られているが、ロシア軍の無人機攻撃の精度向上などにつながるとみてウクライナは警戒を強めている。
ラススベトは、米宇宙開発企業スペースXの「スターリンク」への対抗が目的だとされる。スターリンクは低軌道上に1万機を超える小型衛星を展開させ、ブロードバンドインターネットを提供している。
情報総局の関係者はロシア軍がいつどこでラススベトを軍事利用したのかについては明らかにしなかった。
ウクライナ軍関係者によると、ロシアは今年3月と7月に北西部のプレセツク宇宙基地から衛星16機ずつ計32機を打ち上げた。衛星の数がまだ少ないため、ウクライナ領内で使用する場合、1日当たり2〜4時間半に限られるとみられる。専門家は本格稼働させるには計250機程度が必要だとしている。









